まわりの子がひらがなの読み書きができるようになっていると、
「うちの子も!」と焦ってしまいそうになります。
ですが、ひらがなを早く覚えたから賢いというわけではありません。
お子さんが楽しく練習できるよう、
ひらがなの勉強を始める適切なタイミングやおすすめの学習法をご紹介します。
ひらがな練習はいつから?
幼稚園の入学前や年少さんから勉強を始めている子もいますが、
スタートが早ければ早く覚えられるというわけではありません。
いくら早く教え始めても子どもが興味を持てないと
覚えにくくなってしまいます。
お子さんがひらがなに興味を持ち始めたタイミングで
本格的にスタートすると良いと言われています。
ただ、小学校入学前に習得することを目指すのであれば、
遅くとも年長さんの前半までには勉強を始めた方が良さそうです。
ひらがなに興味を持ってもらうためには?
興味を引くためにどんな工夫をしたらいいかご紹介します。
- 絵本やあいうえお表でひらがなを目にする機会を増やす
- 子どもが好きなキャラクターに吹き出しで台詞をつける
- 自分の名前や身近な人の名前から覚える
ひらがなを練習するおすすめ学習法
ひらがなは読み方から覚えると、書き方の勉強がよりスムーズになります。
ひらがな読み方の勉強
お風呂場や部屋にひらがなのシートを貼って指差しをしながら一緒に読んでいきます。
始めは一文字ずつ覚えたか確認するのではなく、歌のようにリズムよく読み上げていきます。
ママ「あーいーうーえーおー♪」
子ども「あーいーゆーえーよー♪」
と、真似して読み上げてもらいます。
きっと始めは上手に発音できないかと思いますが続けていくと
上手に発音できるようになってくるので、間違えてしまう可愛さも楽しんでください!(笑)
早く覚えて欲しいからと1日に何回も練習せずに明日も楽しめるように、
楽しいうちに終わることがポイントです。
少し読めるようになってきたら、ひらがなが書いてあるおもちゃを置いてみたり
絵本の読み聞かせをしたり、お子さんが興味を持ちやすいものを用意して一緒に遊びながら楽しく覚えることがおすすめです。
動物や恐竜の名前や車の名前など好きなものから入ると
興味を持ってくれますよ。
また、お出かけした時にクイズ形式にしてみる、
歌と一緒に歌詞を覚えるなども楽しく学習できる方法の一つです。
ひがらな書き方の勉強
ある程度まで読み方を覚えたら、書き方の勉強をスタートします。
書き方の勉強は市販のドリルや教材を活用することもおすすめです。
お母さん、お父さんが書いたものをなぞって練習することも親子で楽しめます。
始めは「つ・く・し」など書きやすい文字から練習しましょう。
50音順に練習しようとすると最初から「あ」が難しい文字なので苦戦しやすいです。
簡単な文字から始めて“書けた!”という感覚を味わうこと、褒めてもらうことが大切です。
ある程度書けるようになったら、お手紙を書くのもいいかもしれませんね。
お返事が返ってくると「読みたい」「書きたい」の気持ちも芽生えます。
最近はアプリでも様々なものも出ています。チェックしてみましょう!
文字を練習する時に鉛筆が上手く持てない、
筆圧が弱い場合はお母さんと同じようにできないと嫌になってしまう子もいます。
お絵かきで練習してもいいかもしれませんね。
ひらがなを子どもがなかなか覚えられなくても焦らない
お友達に置いていかれないようにと焦ってしまうこともあるかもしれません。
毎日勉強しなければいけない、
何時まで勉強する、
と強制してしまうと子どもの学習意欲を削いでしまうことになりかねません。
「どうしてできないの?」
「同じことを教えるの何回目?」と、
お父さんやお母さんがイライラしてしまうと
子どものトラウマになってしまい、勉強することが怖くなってしまいます。
お子さんと一緒に楽しんでお勉強してみてくださいね。
まとめ
- ひらがなに興味を持たせる
- 読み方から勉強する
- 覚えられなくても焦らない
ひらがなを覚えさせることに焦っちゃいけないと思っていても、
いざ教え始めると熱が入って子どもとケンカになってしまい勉強を嫌がる。
なんて悩みを持つ親御さんもいらっしゃいます。
遊び感覚で楽しく自然に身につくよう、工夫してみましょう。
お父さん、お母さんが焦らずに一緒に楽しんであげることが
一番楽しく学習できるポイントです!
最初は上手くできないかもしれませんが、
気づいた時には小学校で漢字も書けるようになっています。
ひらがなができない時期は今だけなので一緒に楽しんで、
できなかったことも覚えていてあげてくださいね。
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