- 主人のお給料だけじゃ(悪いけど)生活できない
- 結婚しても出産しても会社を辞められない
- 子供の教育費や習い事にお金がかかる
- 将来の為に貯金をしたい
- 親と同居だから仕事で外に出ないと息が詰まる
…などなど。
フルタイムで働かないといけない理由はそれぞれのお母さんにあると思います。
でも現状は家事育児もまかされていると思いませんか?
外で稼いでいるにもかかわらず!
フルタイムママはみんなが思っている以上に疲れているんです。
私は声を大にして言いたい!
「フルタイムで働いているあなたがイライラするのは、あなたのせいじゃありません」
今回はフルタイムママの負担を、少しでも軽くするお手伝いができればいいなと思っています。
イライラの原因 「思った通り周りが動かない!」
怒りやイライラは実はそうなるメカニズムがあるのです。
子育てでいうと、
- 「宿題を先にしなさい」と言っていたのに、していない
- 「ゲームは1時間」と約束していたのに守らない
- 手伝いをしない
- 「脱いだ服は洗濯かごに入れて」何度言っても脱ぎ散らかしている
- 「忘れ物をしないように明日の準備は夜のうちにしなさい」と言ってもしないから、忘れていく
……
家事でいうと、
- 食器洗いが終った後に使った食器を持ってくる
- 洗濯を干したいのに食事の用意もしないといけない
- ゆっくりしたいのに「ご飯作って」と言われる
- 掃除機をかけたいのにどいてくれない、もしくは「部屋が汚いね」などと言われる
……
イライラする状況はまだまだありますが、共通点が見えてきませんか?
それは、
「私はこう思っているのに、周りは違う事をする(思った通り動いてくれない)」
です。
言い方を変えると、
「私の考えは正しいのに、どうして〇〇はそうしないの!?」
「私の思考」が中心にあり、人や環境(状況)をコントロールできない
これが怒りやイライラの原因なんです。
フルタイムで働いていると、帰って来た時はヘトヘトですよね。
家に帰って来てもまだ仕事が残っている状態だったら、誰だってイライラします!
ガミガミにだってなります。
悲しくもなります。
涙だってでます。
でもあなたのイライラは、あなた自身でコントロールできます。
そして、子育ては「期間限定」ですから安心してください。
子育てにイライラ! 考え方はコレ!
子育ては大変ですが、永久に大変なわけじゃありませんよね。
一番きついのは、幼児~小学生の間でしょうか。
自我が芽生えて反抗したり、言う事を聞かないし思いつきで行動するし。
中学生になると少し楽になります。
反抗期や思春期で手を焼く事はあるかもしれませんが、
多少自分の事は自分でできるようになりますよね。
高校生になると、もっと楽になります。
もしかしたら、逆に仲良くなって楽しくなるかもしれません。
もちろん教育費として金銭面から見ると、必要経費の額は大きくなり収入の安定は必須です。
フルタイム継続は覚悟して下さい。
でも、仕事と家事の両立(「やりやすさ」)は子供の学年が上がればだんだん楽になるケースが多いですね。
小学生の子育て中なら、辛抱は数年間
体の疲れやイライラの面からのアドバイスは、
「成長に合わせたスパンで考えて」という事。
実は、小学校までが一番子供と触れ合える時間は多い。
これは振り返るとそう分かります。時間にして6年程度です。
フルタイムで一番きつい時間は「最後の子が小学校を卒業するまで」と割り切るべし。
「家事や仕事より子供を見つめる事を重視!」
おすすめの対策はコレ!
フルタイムの業種にもよりますが、
- 休日はママの疲労回復を優先
→とりあえず寝る
→平日に休みがあるなら夕方くらいまでは自分の為だけに時間を使う(ストレス解消)
- 家事は手抜きや代用
→平日仕事なら、曜日でフルタイム帰宅後の仕事を決める(月水金、掃除洗濯/火木土、手料理など)
→料理を作らない日は総菜購入で皿に移すだけ。
→洗濯は夜室内干し。おすすめはコインランドリーで乾燥。
3日掃除機をかけなくても大丈夫!でも気になる人はコロコロを見える所だけする!
栄養のあるものを食べさせたい
→お母さんの笑顔と優しい声が一番の栄養。作る時間短縮で子供と会話をしましょう。
食器洗いの時短にもなります。
状況に自分を合わせる
フルタイムを選択するなら、妥協も必要です。
フルタイムで働いているのにイライラするのは、
あなたの「したい事」がたくさんあるからなのです。
家事は女性がするべき、夫が家事に非協力的といった風潮も問題です。
- 料理は時間ができれば作れます(子供に手がかからなくなる数年後に力を入れてもいい)
- 総菜や時短食材、外食もコインランドリーもダメじゃない!
- 子供が小さいほど子育てに時間を使う(家事は二の次)
- 子供の学年が上がれば、あなたの時間も増えてきます
フルタイム帰宅後は、子供が幼ければ一緒に体を休めてもいいんです。
まとめ
子育て中のフルタイム労働はイライラしますが、
「子供が欲しているものを優先させる」事に意識をおいてみて下さい。
仕事をしているとつい仕事の事ばかり考えてしまいがちですが、
学校生活はどうか?勉強や友達関係で悩んだり困っていないか話を聞いてみて。
それで家事ができなければ「それでいい」と思える事がイライラをなくすコツです。
また、心配症で子供より先に段取りを考えてしまいイライラするのは、子供の成長にはマイナスになっちゃいます。
例えば「忘れ物をしないように世話する」、いいママのようですがこれは無意識に
「忘れたら届けないといけない」
「ちゃんとしてない親だと思われる」
「子供が可哀そう」
「何度も忘れ物するとレッテルを張られる」
「私が恥ずかしい、呼び出される」
などの思いの表れです。
「ちゃんとしてない親と思われても、子供が失敗から学んで成長すればいい」
と考えれば、イライラも体の負担も少なくなると思います。
フルタイムで得る収入は家庭にとって重要です。
教育費でも将来の貯金でも
「私の働きも十分役に立っているのだから、体を休める権利があります!」
くらいの気持ちで堂々と楽な選択をして下さいね!
コメント