出産祝い友人編。予算や送るときのマナー
友達から出産報告があるのは、とても嬉しいことですね。
お祝いの気持ちを送るためにもいくつかのポイントをお伝えします。
赤ちゃんだけではなくママとなった友達にも喜ばれるプレゼントを見つけてくださいね。
まず、予算としては3,000~10,000円くらいがオススメです。
何人かと合同の場合でも、一人当たりの単価は3,000円ほどが良いでしょう。
お祝いを受け取った側は、お返しを考えなくてはなりません。
その為、あまり気をつかわせない程度の金額と心得ましょう。
また、産後すぐに直接会うのは難しいことが多いです。
数か月経ってから会える場合は持参するのも良いですが、
先に送りたい時には、里帰り出産している場合もあるので、送り先を確認しましょう。
このとき、受け取れる時間も確認してくださいね。
赤ちゃんのサイクルに合わせてママも行動しているので、
時間指定も忘れずにしましょう。
出産祝いおすすめのプレゼントはコレ
ベビーグッズを扱っている量販店にも、出産お祝いセットなどがあります。
最近ではネット通販でも注文することができます。
一番悩むのがプレゼントする品物ですね。
生後まもなくの頃に使用するグッズは、産前に準備していることがほとんどなので、
生後3ヵ月以降から使えるものが良いでしょう。
■ベビー服、スタイ、タオルなど赤ちゃんの肌に触れるもの
・生後まもなくの頃は、肌着で過ごすことが大半のため、
少し大きくなってお出かけができる頃に着られるサイズがオススメです。
サイズは80cm以上を選びましょう。
また、ガーゼ素材やスムース生地など、
買うときよりも少し先の時期に合わせた素材を選びましょう。
冬場は、豪雪地帯やものすごく寒い地域でなければ、
あまり厚手のものは使用しませんので、選ぶときは季節感と素材を調べてくださいね。
スタイ(よだれ掛け)は、様々な柄があって、選ぶ楽しみもありますね。
タオルも大判よりはお出かけの時に使えるタオルハンカチのようなものが人気です。
筆者は、子どもの名前入りスタイとタオルのセットを頂きました。
スタイはそれだけで病院や児童館などで名前を憶えてもらえましたし、
タオルは保育園に通う今でも活用しています。
■ぬいぐるみやおもちゃなど、赤ちゃんが遊ぶもの
生後2か月ほど経つと、赤や黒などハッキリとした色を認識し始め、
3ヵ月になると少しずつおもちゃを掴めるようになります。
この頃にプレゼントする場合は、口に入れても大丈夫な素材、
手から落ちても痛くないもの、スズやビニールのような音が鳴るものなどが人気です。
手で触れたものを口に入れて確認しようとするので、
ママ達が洗いやすいものも良いでしょう。
色々な手触りがあるおもちゃや、
振ると音が鳴るものなどは赤ちゃんの好奇心をくすぐり、良い刺激になりますね。
■オムツケーキや離乳食セット
オムツケーキは、オムツをウェディングケーキのように2.3段の高さに積み、
かわいいぬいぐるみやタオルなどとセットになった王道のプレゼントです。
消耗品であるオムツはいくらあっても困りません。
離乳食セットは、生後5.6ヵ月頃からスタートする離乳食の時に使える食器やスプーンのセットです。
離乳食は1歳くらいまで続くものなので、長く使えるものは嬉しいですね。
出産祝い二人目以降のプレゼントはどうしよう?
一人目の出産と違い、二人目以降の場合は必要なものが揃っていたり、
使っていたものを新しく買いなおすケースが多いです。
この場合は、なにをプレゼントしたら良いか、直接本人に確認するのもアリです!
むしろ、それをオススメします。
もちろん、一人目の時でも本人の希望を確認するのはOKですよ。
両方の祖父母が色々用意してくれるケースもありますし、
被ってしまうことや好みと違うものを送ってしまう可能性を考えると、当人に聞くのが確実です。
そして、その時にオススメなのが、本人の希望の品+本人のためのプレゼントがあるとより喜ばれます。
と言いますのも、出産祝いは「赤ちゃん」がメインとなりますが、
出産を頑張った「ママ」も祝福されるものです。
その為、ママに向けてのプレゼントを一緒に渡すのはいかがでしょう。
例えば、ボディケアグッズやドリンクギフトなど、
ママのリラックスタイムを応援する一品です。
授乳などでカフェインを控えていることもありますので、
選ぶときはデカフェや、赤ちゃんに触れても大丈夫な優しい素材のクリームなどをチョイスしましょう。
他にも、妊娠中は体重管理のため甘いものを制限することも多いので、スイーツやフルーツなど甘いものを送るのも喜ばれます。
軽くつまめるものであれば、子育ての合間の息抜きにぴったりですね。
出産祝い職場編。気になる相場は?
会社の人の場合、友達よりも少し予算を下げましょう。
後輩の場合は3,000~5,000円、
上司の場合は5,000円前後、
同僚の場合は3,000円前後です。
これは大まかな例ですが、
会社一同から送る場合、内祝い(お返し)の当人負担が通常より大きくなりがちです。
その為あまり高価なものは送らず、産後の負担にならないよう気を付けましょう。
贈るプレゼント自体は、友達と変わらず、赤ちゃんのためのものが喜ばれるでしょう。
他のものですと、筆者は「絵本」を頂きました。
筆者の上司のお子さんが夢中になったという同じ絵本です。
もちろん読めるようになるのは1歳を過ぎてからですが、
上司のお子さん同様、うちも夢中になって読んでいます。
子育て経験がある人の意見を参考にするのもオススメですね。
出産祝い親戚編。注意点はコレ
親戚の出産報告は自分の身内が増えるので、
これからの関係も楽しみになりますね。
そして親戚の場合は、友達や会社の人と違ってプレゼントの品物だけではなく、
「お祝い」を包む必要があります。
お祝いの額は、その親戚とのこれまでの関係性によるところが大きいですが、
おおよその場合は次の通りです。
兄弟姉妹の場合:10,000~50,000円
いとこの場合:5,000~20,000円 ※普段どのくらい交流しているかによります。
甥・姪の場合:10,000~50,000円 ※普段どのくらい交流しているかによります。
低い金額の場合は、その半額ぐらいのプレゼントを一緒に渡すのもオススメです。
いずれにしても親戚は付き合いの程度によって差がありますので、
ご両親とも相談してみましょう。
ご祝儀袋を選ぶ際は、蝶結びになっている水引きを選びます。
蝶結びは結び直せることから、何度あっても嬉しいお祝い事に使います。
また、紅白の水引きは、出産の場合3.5.7本のいずれかのものを選びましょう。
(10本のものは結婚式用です)
この水引きの数は、同封した金額によって変えるので、
高額であれば7本、10,000円以下の場合は3本を選びましょう。
水引きがないものに関しては、一般的に「簡易なお祝い」のときに使用しています。
その為、マナーをより意識するときはきちんと水引きがついているものを選びましょう。
最近では、購入するときに分かりやすく表示されているものが多くなっていますので、
間違いがないように気を付けて下さいね。
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