初めて子どもの髪を切るときは?
顔立ちや体型と同じように、子どもは髪の毛にも個人差が出ますね。
生まれた時から、しっかりと髪の毛がある子や薄毛の子など個性的です。
特に女の子の場合は、このまま薄いのかな?と心配になる人もいると思いますが、
七五三の年齢になる頃には、その心配もなくなるほど、みんなしっかりと伸びてきますよ。
個人差はあるものの、大人と同じで1ヵ月に1センチほど伸びる髪の毛は、
子どもの小さな顔からするととても長くなったように感じます。
初めて髪の毛を切るというと、
「胎毛筆(たいもうふで)」が思い浮かぶ人もいると思います。
これは、生まれた時から伸ばした髪を初めて切ったときに、
筆として束ねてプレゼントするという記念品です。
筆と言っても、書道などで使うことはせず、
へその緒などと一緒にお守りのように保管しておきます。
この胎毛筆を作る時に、ご家庭で切る場合もあれば美容室に行く人もいますが、
大体生後6ヵ月~1歳くらいの間に行うのが理想とされています。
それ以外では、前髪が目に入りそうになった時に、
パパやママが少し切ってあげるケースも多いですね。
子どもの美容室デビューは何歳から?
では、プロにお願いできる美容室デビューは、
何歳からが多いのでしょうか?
一番多いのは、保育園や幼稚園に入園するタイミングです。
年齢としては、1~3歳あたりになります。
前髪だけは家庭で切っていても、後ろも含めて全体を切るにはテクニックが必要ですし、
なによりじっとしているのが苦手な子どももいますので、落ち着いて散髪ができません。
美容室では、親が子どもを抱っこして一緒に座り、
お話やおもちゃに夢中になっている間にプロが丁寧に仕上げてくれます。
子ども歓迎の美容室では、絵本やアニメが流れるタブレットを置いてくれるケースもあるので、
初めての場合は子どもでも安心してカットできるお店を選んでみましょう。
予算としては、お店にもよりますが、1,500~3,000円くらいです。
また、男の子の場合は、5歳の小学生入学前が多いです。
それまでは家庭で子ども用バリカンで済ませていたものを、
入学式に合わせてきちんと整えるようにするパターンですね。
美容室に予約してみよう!
いざ子どもの美容室デビューと考えたら、
行きやすい場所でお店を決めましょう。
ママが行っているところでキッズメニューがあれば良いですが、
子どもだけ別の美容室でも問題ありません。
行くときの服装に決まりはありませんが、
フード付きやタートルネックなど、首元がごわつく服装は避けましょう。
通常、首回りにタオルを巻いてからカットケープをかけますが、
この時に首元に布があると髪の毛が入りやすかったり、息苦しくなりやすいので、
首元が空いている服を選んでくださいね。
また、多少髪の毛がついても大丈夫なおもちゃなども持参しましょう。
散髪中は髪の毛があちこちに付くので、あとで綺麗にしやすいおもちゃを選ぶと良いでしょう。
予約の際は、子どもの年齢や性別も伝えます。
カットの理想があれば、当日直接伝えるようにしましょう。
子どものお腹が空く時間や眠くなる時間を避けて、ご機嫌で過ごす時間帯に予約すると良いです。
環境が変わることに敏感なので、ママも余裕を持って行動できるように心の準備をしましょう。
子どもの楽しい美容室デビューを!
筆者の娘は、1歳半になる少し前にデビューをしました。
生まれた時から髪の毛がしっかりとあったので、前髪だけは切っていたのですが、
だんだんと後ろのあたりがまばらに伸びていたり、耳元をかゆがるしぐさをしていたので、デビューを決めました。
特に耳元は自分で切るのが怖かったので、このタイミングで良かったなと思っています。
保育園の帰りに予約をして、少し小腹を満たしたところで美容室に入りました。
大人の場合は、鏡が並んだ広めのスペースを案内されると思いますが、
キッズの場合は半個室のようなスペースに案内されたので、
子どもの声などを気にすることなく過ごすことができました。
一人で座れる場合はそのまま椅子に座らせますが、
今回は筆者が抱っこした状態で、子どもとそれぞれにカットケープを付けてもらい、
絵本や動画を見ながらカットしてもらいました。
時折、指やクシがあたると気になってそちらを振り向いたりしていましたが、
泣かずに最後までご機嫌で過ごしてくれたので無事に終わりました。カット後は、娘も鏡を見て拍手をしていました。
担当してくれた方いわく、男の子の方がケープをかけるだけでも大泣きしたり、
ママにくっついて離れなかったりするそうで、女の子の方がスムーズにカットできるそうです。
新しい髪型の我が子に会えるのはとても新鮮で楽しいので、
ぜひ準備をバッチリして楽しい美容室デビューを迎えてくださいね。
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