こんにちは。
絶賛プレママ勉強中の私ですが、先輩ママたちに話していると、
おしゃぶりっていつまでに辞めれたら良いんだろう。
おしゃぶりが良くないのは知っているけど、なかなか手放せないの。
という話が聞こえてきました。
ということで、今回はそのおしゃぶりについて解説していきます!
おしゃぶりが必要な理由
- 赤ちゃんの気持ちが落ち着く
おしゃぶりは、赤ちゃんの気持ちを安定させるのに効果的です。
赤ちゃんは生まれつき、口に触れた物を無意識に吸う性質を持っています。そのため、誰が教えたわけでもないのに自然と母乳を飲むことができるのです。
それ以前にも、赤ちゃんは生まれる前からママのお腹の中で指しゃぶりをしているといわれているので、おしゃぶりを使用した赤ちゃんの『吸う』行為は、心を落ち着かせるということですね。
- ママの負担を減らす
赤ちゃんは、何か不快なことがあると泣くことで表現します。ママは、赤ちゃんが何が原因で泣いているのか分からず、不安な気持ちになることもあるでしょう。
また、赤ちゃんが泣いているとママは抱っこしてあやさないといけませんし、心身共に疲れてしまうこともあるでしょう。
そんなときに役立つのが『おしゃぶり』です。赤ちゃんを安心させ、泣き止んだり寝付いたりしてくれるのでママの負担軽減にも一役買ってくれるでしょう。
おしゃぶりすると出っ歯になるって本当?
そんなおしゃぶりですが、赤ちゃんの将来の歯並びに悪影響を与える可能性があります。
特に歯が生えそろう時期や生え変わる時期に指やおしゃぶりをくわえていると、歯や顎の成長の妨げになるからです。
おしゃぶりを乳歯の奥歯が生え揃う2歳半~3歳過ぎまで続けていると、上の歯と下の歯の間に隙間ができたり、前歯が突き出たり、いわゆる出っ歯になりやすくなります。
そのため、日本小児歯科学会では、1歳を過ぎたらおしゃぶりは常時使わないこと、2歳半になったらおしゃぶりをやめるように促すことを推奨しています。
赤ちゃんが将来出っ歯になる原因と対策
赤ちゃんが将来出っ歯になる原因は?
- 前歯、あごの成長の問題
出っ歯の主な原因は3つがあります。
- 前歯が突き出ている
- 上あご自体が前に出すぎている
- 下あごの成長が弱い
また日本などアジア系の人は、一般的に下あごの成長が弱い人が多いという特徴があります。
- 遺伝
両親に出っ歯の傾向があれば、子どもに受け継がれる可能性も高くなります。
- くせ
3歳以上で、かつ指しゃぶりをしすぎている子どもは、指を吸う力によって上の前歯が押し出されて出っ歯になりやすくなるといわれています。ですがそれは長時間(目安は1日6時間以上)の場合で、たまに指しゃぶりをするくらいでしたら問題ありません。3歳までの指しゃぶりは歯並びにそれほど影響しないので、気にしなくても大丈夫です。
赤ちゃんが将来出っ歯にならないための対策は?
出っ歯の原因にもあるようにおしゃぶりを3歳までに辞めれるようにしていきましょう。
その方法として、5つ紹介します。
- 別の遊びを見つける
赤ちゃんが口に入れても大丈夫なおもちゃを揃えて、指しゃぶりを忘れるようにしましょう。お気に入りの遊びやおもちゃを見つけてあげて、指しゃぶりよりも“遊び”に集中できる環境を整えるとよいでしょう。 - 食べる楽しみを与える
離乳食やおやつが食べられるようになると、様々な味覚が発達します。いろいろな味を味わうと、指しゃぶりよりも食事が楽しみになって、指しゃぶりがいつの間にかなくなることがあります。 - スキンシップをとる
おしゃぶりがないと眠れない時に、スキンシップをとりましょう。また、絵本の読み聞かせをしたり、手をつないで寝たり、子どもが安心できる方法を見つけてあげると良いでしょう。 - 楽しんでやめれるように工夫する
指しゃぶりをしなかった日は好きなシールをカレンダーに貼るなど、楽しんでやめられるような工夫も大切です。 - おしゃぶり対策グッズを使用する
口に入れても、舐めても大丈夫な成分が使われている、なめると苦味を感じて、指しゃぶりをしなくなるという「指しゃぶり防止クリーム」が市販されています。
出っ歯になった場合の矯正法
おしゃぶりが原因で出っ歯になった場合は、歯並びや見た目によっては矯正した方がいいです。
そこで子供のころに矯正をするメリット・デメリットをご紹介します。
子供が矯正するメリット
・矯正費用は、大人になってから矯正するよりも子供のときに矯正した方が、矯正するのにかかる費用が安くすむことが多いです。
・子供の歯は大人の歯と違って動きやすいので、矯正にかかる期間が短縮できたり痛みも軽減されます。
子供が矯正するデメリット
・子供の矯正をするには顎の成長がとまる(15歳頃)まで経過を定期的に観察する必要があり、子供の状態によってはすぐに矯正をしないこともあるため矯正をする期間が長引く可能性があります。
・矯正をする方法によっては口の中に複雑な矯正器具取り付けるため、歯ブラシ難しくなり磨き残しがあった場合は虫歯になってしまうことがあるので歯磨きをするときに注意が必要です。
矯正する時期
子供の出っ歯が気になり矯正したい場合は、6歳~小学3年生・小学4年生くらいか小学5年生・小学6年生か~中学生までに矯正を始めるといいです。
ですが乳歯がある場合は、永久歯が生えてきたときにきれいに歯が揃うことを考慮しながら矯正を行っていく必要があります。
また乳歯があるうちに矯正を始めたくても、歯や顎などの状態によっては経過観察をして矯正を保留される場合や希望する矯正方法ではない方法で矯正しないといけないときもあるので、矯正したい場合は子供がおしゃぶりをしていて出っ歯になったことと、矯正方法や費用について歯医者で相談しましょう。
おしゃぶりすると出っ歯になるって本当?のまとめ
- おしゃぶりが必要な理由は、赤ちゃんの気持ちが落ち着くのと、ママの負担を減らすためです。
- おしゃぶりをすると赤ちゃんの将来の歯並びに悪影響を与える可能性があり、日本小児歯科学会では、1歳を過ぎたらおしゃぶりは常時使わないこと、2歳半になったらおしゃぶりをやめるように促すことを推奨しています。
- 赤ちゃんが将来出っ歯になる原因は、前歯と顎の問題・遺伝・くせの3つで、
その対策は、別の遊びを見つける・食べる楽しみを与える・スキンシップをとる・楽しんでやめれるように工夫する・おしゃぶり対策グッズを使用するの5つあります。 - おしゃぶりが原因で出っ歯になった場合、歯並びや見た目によっては矯正した方がいいですが、メリット・デメリットがあるので、矯正したい場合は子供が指しゃぶりをしていて出っ歯になったことと、矯正方法や費用について歯医者で相談しましょう。
いかがでしたでしょうか。少しでも参考になることがあれば嬉しいです。
歯は一生の付き合いなので、小さい頃から大切な我が子の歯を大切にしましょうね!
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