子どもへのお年玉、何歳からあげますか?
お正月は親戚が集まって、
おじいちゃんおばあちゃんを始めるとする親族から頂くことが多い「お年玉」!
パパママから、子どもへあげるときの年齢や金額が気になりますね。
そもそものお年玉は、
気持ちとしてあげるものなので、いつから渡すかの明確な決まりはありません。
0歳からあげてもいいですし、
お金のことを認識する3.4歳や、自分でお金を管理し始める小学生からでも大丈夫です。
自由に決められるとはいえ、「一般的にはどうなんだろう」と気になるところなので、年齢別にご紹介します。
子どもが0~3歳の場合のお年玉
パパママからあげるよりは、親族から受け取ることが多い年齢かと思います。
まだまだ受け取ったお年玉の管理は親がする年齢なので、
預金口座を開設してそこに貯金しているというケースが多いです。
大体の銀行やゆうちょは0歳から子ども用の口座を作ることができます。
(一部の銀行やネット銀行は年齢制限を設けていることもありますので、ご注意ください)
子ども本人の名義で作り、
受け取ったお年玉や児童手当などをすべて将来のためにと貯金します。
金額としては、小学生入学までの場合、500~3000円が多いです。
子どもが4歳~就学前までの場合のお年玉
おしゃべりが上手になり、
スーパーで欲しいものがあるとしっかりと主張ができるようになる年齢です。
お買い物するときに、
レジでピってしてからお金を払うといった一連の流れが理解できるようになります。
このぐらいになると、おもちゃにもお店ごっこやレジ打ちを体験できるものが増えてきて、
「お金を払う」ということを自然と学び始めますね。
一人でおつかいに行けるようになるお子さんもいるかもしれません。
この時期にお年玉をあげる場合、金額としては、500~3000円が多いですが、
本人が買い物の時に使えるように、500円玉2枚をいれるといった工夫をすることもあります。
自分がもらったお金で、欲しいお菓子を買いに行くワクワク感は、
誰もが感じたことがありますね。
ちょっとだけ大人の仲間入りをしたような表情はとてもたくましく見えますね。
子どもが小学生の場合のお年玉
ほとんどの子どもがお年玉をもらう年齢です。
休み明けの学校ではお年玉の話題が出ることもあるほどなので、
子どもたちもしっかりと認識をしていることになりますね。
1~3年生の低学年の場合
渡す金額は、1000~3000円など、硬貨よりもお札を渡すケースが増えます。
4~6年生の高学年の場合
渡す金額は、3000~5000円と、少しずつ金額が上がってきます。
親から渡すときも、きちんとお年玉袋に入れて手渡しすると特別感が出ますね。
高学年になると、算数もだいぶ難しい問題が解けるようになり、
お金を貯めてゲームや高機能のおもちゃなど、すこし高額なものを欲しくなることが多いです。
このくらいになると、お小遣い制度を導入する家庭もありますので、
いつもとは違うたくさんのお金がもらえるお年玉を上手に管理できるように教える必要があります。
また、小学生から万札を手渡すご家庭は少なく、お年玉で高額な場合は、
親が一度預金口座に入れ、本人の必要に応じて崩して渡します。
大きなお金の管理は難しいですし、子どもが大金を持っているのを見られるのは様々なリスクがあり、
トラブルを防ぐためにも渡さないように気を付けましょう。
子どもが中学生の場合のお年玉
渡す金額としては、3000~5000円が相場ですが、
中には10000円という家庭もあり、かなり差が開く時期です。
小学生の時は、お菓子やおもちゃなど可愛らしいものを買うことが多いですが、
中学生ともなると日々友達と遊ぶときにファストフードを食べたり、漫画を買ったりと1回の金額が大きくなりがちです。
また、お年玉などでお金が増えると、つい良いところを見せようと、
友達に「おごる」というケースもあるようです。
中学生にもなると、交友関係をすべて把握するのは難しくなりますが、
クラスや習い事、部活など場面ごとに友達が増えていき、一人で活動する時間も増えてくるからこそ、
トラブルに巻き込まれないように、コミュニケーションとお金の管理を意識しましょう。
子どもが高校生の場合のお年玉
渡す金額は、5000~10000円が一番多いです。
高校生になると、
自分でアルバイトをして「お金を稼ぐ」ことを経験します。
学校帰りにファミレスやカラオケに寄ったり、
遊びに行くときも電車などで遠出したりと行動範囲とともに使う金額も増えてきます。
この頃になると、お年玉の金額はかなり大きくなり、
本人にとってこれまで以上にボーナスのような嬉しい気持ちになることでしょう。
また、高額であっても、本人が直接受け取りそのままお財布にいれるというパターンが増えるので、
親が介入することが減ってくる時期です。
アルバイトを始めたことで、
自分の口座の存在を知ることになるのもこのくらいの年齢です。
とはいえ、まだまだ「未成年」ですので、
金額とともに大きな気持ちにならないよう見守る必要があります。
一通りの買い物やネット通販なども自分でできてしまうので、
なかなか難しいですが、コミュニケーションを欠かさずに、お金の管理を意識させてましょう。
子どもにお年玉をあげる時
姪や甥、孫にあげるケースが今後出てくるかもしれません。
子どもは無邪気にも、お年玉の金額を大きな声で伝えてしまうことがありますので、
親族同士で渡すときや、兄弟がいる家庭などは不公平感が出ないように、
あらかじめ年齢と金額を決めておくことをオススメします。
また、渡すときもみんながいる前で一人一人にきちんと手渡しすることを意識しましょう。
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