「エプロンシアター」という言葉を
初めて聞かれた方もいると思います。
エプロンシアターとは
語り手が着用しているエプロンを
物語の舞台として活用した
人形劇のことをいいます。
エプロンシアターの特徴
・着用しているエプロンの上で人形を使い
物語を展開していくので
基本的に子どもと向き合って
おこなう事ができる。
・絵本とは異なり
目の前で人形が動くので
子どもが物語を楽しみやすい。
・読み手が子どもの表情を見やすいので
子どもの反応にすぐに対応しやすい。
エプロンシアター作り必要な材料
エプロンシアターをしてみたいけど
実際に必要となるものは何でしょうか?
基本的な材料をご紹介します。
…子どもの年齢に合わせて考えましょう
・エプロン
…無地のものが好ましい
・フェルト生地
…エプロン上で動く人形を
作ったりするのに必要
・マジックテープ
…作った人形をエプロンに
貼り付ける為に必要
・その他
人形につめる綿、飾り付けのボタン等が
あってもよい
エプロンシアター作り手順
必要な材料が分かったので
次に作りの手順を紹介します。
1,人形劇の話の題材を決める
年齢によって楽しめるものが変わってきます。
何をテーマに話すかを最初に決めましょう。
2,材料を揃える
エプロンなどを手作りする場合は
材料を集めましょう。
上記に紹介した基本的な材料を
参考に必要な生地などを揃える。
3,必要な物を作る
材料が揃ったら必要な物を作っていきましょう。
・人形劇の舞台となるエプロンを作る
(既製品を買ってももちろんOK)
・登場キャラクターなどの人形を作る
話を決め、必要な物を作成し終えたら
人形劇の流れを覚えましょう。
エプロンシアターの醍醐味の1つである
子どもの表情を見るためにも
なるべく台本などに目がいかないように
台詞や流れを頭に入れておきましょう。
あとは実践するのみです!!
エプロンシアター人気の絵本題材2選
代表的な人気の絵本題材を
2つご紹介します。
1つ目「おおきなかぶ」
子どもの頃一度は聞いたり見たりした事が
多いと思われるほど有名な絵本ですよね。
物語は大きなかぶを皆で力を
合わせて抜くという
単純で分かりやすいストーリーです。
登場人物が1人ずつ増え
同じような展開を繰り返すので
初めてエプロンシアターを行う際でも
覚えやすいのがいいですね。
そして、「うんとこしょ、どっこいしょ」
という台詞が多くでてくるので
子どもと一緒に言うことで
より一緒に物語に入り込みやすいと思います。
複雑な物語ではないので
比較的何歳からでも楽しめるでしょう。
2つ目「3びきのこぶた」
2つ目の絵本もとても有名なものですね。
それぞれ性格の異なる3匹のこぶたを
主役にしてストーリーが展開されます。
オオカミがでてきたりして
臨場感を子どもと味わう事ができるのが
とてもいいですね。
登場するキャラクターが限られているので
初めて作成する際も
比較的作りやすいかと思います。
おおきなかぶよりは少し
ストーリーが複雑になりますが
同じような展開がされる点は似ています。
その為、3びきのこぶたも
どの年齢でも楽しめるかと思います。
エプロンシアター無料型紙ダウンロード
裁縫には自信がないし、作り方も分からない…
そんな時は無料型紙を利用しましょう。
エプロンシアター自体の型紙は
調べましたがネットにはあまりありませんでした。
本ではいくつかあるようですので、
エプロンシアターとしての
型紙が必要な場合は下記の本を
購入するのも一つの手だと思います。
人形劇の舞台となるエプロンは
どんな物でも活用できます。
などを参考に希望にあった物を
探してみてもいいと思います。
エプロン以外にも
人形劇のやり方や参考になることも
複数のっています。
その他の物はまた別途検討する必要があります。
エプロンシアター通販で完成品を購入するのもあり
作り方を見ても型紙を利用しても
作るのが難しく自信がない…
そもそも作る時間がとれない…
そんな時は潔く
完成品を購入してしまうのもいいでしょう!!
手作りだとオリジナル性がでたり
自分の好きな話を作る事ができ
選択肢が沢山あります。
ですが、完成品も沢山の種類の物があります。
オリジナルを加えたいと感じた場合は
完成品に少し手を加えたりしても
いいかもしれませんね。
まとめ
皆さんは絵本の読み聞かせを
したことがありますか?
私は姪っ子に向けて
読み聞かせを実践してみたことがあります。
個人的には十分に楽しんでくれたと
思っているのですが
読み聞かせの最中は
文字をおっていることが多く
子どもの表情を真正面から見ることは
少なかったように感じます。
できれば子どもの楽しんでいる表情を
読み手も楽しみたいですよね!
エプロンシアターは子どもの反応に
すぐに対応できたりと
絵本とはまた違う楽しみ方があります。
ご自身で作ってみるもよし
完成品を使うもよしなので
気軽に初めてみましょう!!
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