妊娠後期になりそろそろベビー用品を揃えなくちゃと考えてる妊婦さん。
買い物リストにベビー布団は入っていますか?
ベビー布団を購入予定の人、逆に、添い寝で十分、いらないでしょ!と考えてる人、意見が分かれるベビー布団。
実際、不要だという意見も多くみられますが、本当に買わなくても大丈夫?
しかも、いざ買おうとしたとき、実は2サイズあることが発覚し、「どっちをえらべばいいの~っ!?」とわからないことだらけ。
ベビー布団は買った方がいいのか、また、買うならどんなものを準備すればいいかを調べてみました。
ベビー布団必要派VS不要派、それぞれの意見
実際にベビー布団の購入を検討する家庭は、就寝時にお布団を使用している人が多いのではないでしょうか。普段ベッド生活の家庭だと、ベビーだけ下に寝かせるわけにもいかないのでベビー布団よりもベビーベッドを横に置きたい人が多いんじゃないかなと思います。
でも自分の母親や義母から「そんなものいらないわよ」と言われた人やネットでいらないって意見が結構あったりして…ベビー布団、本当に必要なの?!
それぞれ必要派、不要派の意見を見てみましょう。
必要派の意見
ベビー布団を買ってよかったと思っている先輩ママ。どういう理由から必要性を感じたのでしょうか?
「大人の布団だと赤ちゃんにとっては暑かったり、掛布団や毛布が顔にかかったときに窒息する危険性もあるのでベビー布団は赤ちゃんの安全のためにも必要」
「添い寝はつぶしそうで怖い」
という意見が多く、
なかには
「日中も敷きっぱなしだから、大人の布団だと邪魔になるのでベビー布団を買ってよかった。」だったり、
「ベビー布団は固いからうっかりうつぶせでも息ができるようにつくられてるって記事を見たことがあって…」
なんていう声も。
私はベビー布団を買いましたが、産後に腰痛持ちになった人にはベビー布団はお勧めだと思います。
赤ちゃんってただでさえ重いのですが、かなり汗っかきだったり、
オムツから排泄物が洩れてしまったり(しかもそういう時に限って防水用シーツの外でされたり…)と、シーツの交換だけでなく布団本体を洗わなくちゃいけない機会も頻繁にあるんです。大人用布団だと汚れたときに洗ったり干したりするのがかなり大変で腰への負担も大きくなりがちだけど、ベビー布団だと、小さくて丸洗いできるお布団も多いのでお手入れが楽ちんです♪
一方、不要派は…
一方の不要派ママたちは、どうしてベビー布団を不要だと感じたのでしょう。
「うちの子、添い寝じゃないと寝なくて、結局ベビー布団は使わなかった」とか、「使ってたんだけど寝返りするようになったら寝相がひどくて結局使わなくなった。」なんて意見が多かったです。ベビーの個性によるところも大きいのでしょうか。
あとは、一時だけしか使わないので買わずに大人用の布団をうまく使ってしのいだという声は結構ありました。大人用で代用すると出費が抑えられるので結構良い考えかも♪
ちなみに夜は添い寝という場合、お昼寝の時はお昼寝用のクーファンやお昼寝マットをリビングに置いたり、座布団を並べてバスタオルをかけてベビーを寝かせていたようですよ!
消費者庁の見解
【赤ちゃん用の寝具に適しているのは、ふかふか?それとも固め?】
次のうち、赤ちゃん用の寝具に適しているのはどれ?
① 顔や体が沈み込むくらい柔らかいマットレス
② 固めの敷き布団
③ 赤ちゃんが払いのけられない重さの掛け布団
④ ひものついた枕
ヒントは、こちら→https://t.co/JLgxNrRXxv pic.twitter.com/XxT9QI5JdZ— 消費者庁 子どもを事故から守る! (@caa_kodomo) November 5, 2020
正解は、
② 固めの敷き布団 pic.twitter.com/JQkCkXK0lK— 消費者庁 子どもを事故から守る! (@caa_kodomo) November 5, 2020
実は0歳児の不慮の事故死の8割が窒息死で、そのうち寝ている間の窒息死が3割を超えていると消費者庁が平成28年度に注意喚起しています。消費者庁は子供の窒息死を防ぐために子供でも払いのけられる子供用の軽い掛布団や顔が埋まらない固めの敷布団やまくらを推奨しています。
たしかに添い寝をしているとママが寝返りを打ったタイミングでお布団や毛布が赤ちゃんの顔にかかってしまったりしないとも限らないですよね。ベビー布団不要派のママから出た大人用布団で代用するって意見もいいなと感じましたが、大人用布団は敷布団も固めでもベビー布団よりも柔らかいし、掛け布団や毛布も大きくて、特に冬用布団は重いので、小さいベビーが払いのけようとしてもかぶってしまった場合にベビーが自分で払いのけることが難しい場合も…
痛ましい事故を防ぎ、ベビーの健康と安全、そして笑顔を守るためにもベビー布団、必要なんですね!
ベビー布団の選び方
サイズは2種類
ベビー布団にはサイズがあるって知ってました?ベビー布団にはミニサイズの約60×90㎝(1歳頃まで)、レギュラーサイズの約70×120㎝(2歳頃まで)の2種類があるんです。
ベビー布団は必要だということはわかりましたが、一体どちらのサイズをら選べばいいんでしょう?
小さいサイズはベビーが寝返りをうつようになるとあっという間に布団の外へ転がっていってしまうので使える期間は短いです。確かに小さいと安いし可愛いし、洗う時にも楽ちんなんですけどね。
大は小を兼ねると言いますし、コストパフォーマンスを考えるとレギュラーサイズの購入がおススメです!
レンタルか購入か
ちなみにレンタルで済ますか購入かという選択肢もあるかと思います。レンタル料金は購入すると約10000円くらいの商品がひと月あたり約1000円だったり、購入すると20000円を超える商品が2か月6000円程度で借りられるので、捨てるお金もかからず使用期間によっては購入するより断然お得です。
ただこれは使い方や好みの問題になりますが、使っていると吐き戻しやオムツからおしっこやうんちが洩れてしまったりと汚れの頻度も高かったり、保育園に入れる予定の場合は、必要になる場合もあるので安いものを買って使い倒す方が個人的にはいいかな、と思います。
保育園に通う予定ならベビー布団の準備が必要な園もあるようなので、長く使えるレギュラーサイズを準備することをおすすめします♪
セットで買ったほうが良いの?!
よく、ベビー布団〇点セットって感じでセット販売されてますよね?セットの方が一度で全部揃うしお得だったりするしセット販売の商品を買った方がいいんでしょうか?
結論からいうと、セットじゃなくて全然OKです!
本当に必要なものって、敷布団、掛布団、防水用マットと各シーツくらいだと思います。ベビー用の枕も必要ありません。タオルを何重折りかにして敷くだけでOKです。
我が家もドーナツ枕を買ったんですが、気づいたら枕がずれてて、頭のかたちが微妙になってたりして、使っても意味がないと感じたので早い段階で撤去してしまいました。
ちなみに毛布もタオルケットも不要です。大きなバスタオル1枚で代用できます。
それとできればあったほうが良いかなと思うものも。それはスノコです。ベビーはとにかく汗っかき。お布団を敷きっぱなしにすると蒸れてかびがはえやすくなるのでスノコを下に敷いてあげると風通しがよくなるのでカビの発生を抑えられますよ。
まとめ
ベビー布団必要派、不要派それぞれさまざまな意見がありましたが、消費者庁は子供の窒息死を防ぐために子供でも払いのけられる子供用の軽い掛布団や、顔が埋まらない固めの敷布団やまくらを推奨しているということもあり、痛ましい事故を防ぎ、ベビーの健康と安全、そして笑顔を守るためにもベビー布団が必要だということがわかりました。
また、ベビー布団はレンタルか購入かで悩む人もいると思います。使い方次第ではレンタルの方が断然お得になりますが、ゆくゆくは保育園に入れるという場合は最初から思い切って購入する方がいいでしょう。
購入の場合はセット販売のものでなくてもOKです。本当に必要なものは、敷布団、掛布団、防水用マットとシーツくらい。サイズはミニサイズの方が可愛くて安いですが、レギュラーサイズを購入したほうが長く使えてコストパフォーマンス的にもおススメです。
ベビーが生まれてからも細々した出費がかさんでいくので、はじめにあまり余計なお金をかけ過ぎず、かといって削りすぎず、賢く赤ちゃんを迎える準備ができると良いですね!
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