「赤ちゃんにはいつから、どんなおもちゃを買ってあげたらいいのかしら?」
そう考える新米ママは多いのでは。
どうせ買うなら赤ちゃんが気に入って長く使えるおもちゃを買いたいですよね。
実は、私たちが可愛いと思ってついつい選んでしまうおもちゃと赤ちゃん自身が気に入るおもちゃって結構違うものだったりします。
今回はそんな赤ちゃんのための失敗しないおもちゃ選びについて書いていこうと思います!
赤ちゃんにおもちゃはいつから必要?
子どもを出産した病院で、入院中新生児用のコットにラトルを入れている家庭があり驚いた記憶があります。
実は赤ちゃんの刺激になるので新生児の時からおもちゃは必要だということを後から知りました。
ただ、あれもこれもと色々与えるのではなく、与えたとしてもベビーメリー+何か握れるようなおもちゃひとつ程度にとどめておいた方が赤ちゃんのためにもよさそう。
生まれたばかりの赤ちゃんは視力0.01~0.02。生後4ヵ月以降、徐々に原色から認識していくようです。
私の失敗談になりますが、私は出産前に手巻きオルゴールのついたベッドに固定するタイプのベビーメリーを購入しました。ところが、自宅に戻って数カ月たっても赤ちゃんがベビーメリーにあまり良い反応を示さず…。
原因は、私の選んだ色にありました。色の認識は赤や黄色などの原色から認識し始めるので、優しい色合いのおもちゃでは興味を引けなかったってことなんですね。大失敗でした。
なので、最初はママの趣味じゃなくても赤ちゃんに興味を持ってもらうためにもおもちゃは原色のはっきりした色合いのものを選ぶようにしましょう。また、安全性の面についてもしっかり確認した上での購入が大切です。
・日本のおもちゃの場合はSTマーク付きのもの
・ヨーロッパの製品である場合はCEマークがついているもの
を選べば、一定の安全基準をクリアしている製品なのでママにとっても安心につながりますよね!
人気がある赤ちゃんのおもちゃは?
ファーストトイでよく選ばれているおもちゃはどんなものでしょう?
やっぱり人気のおもちゃはベビーメリー(ジム型も含みます)やラトルです。
ベビーメリー
ベビーメリーとは赤ちゃんをあやすためのおもちゃで、新生児から1歳すぎまで使えます。
ベビーメリーには、ベッド固定型、ベビー布団に寝かせる子のための据え置き型、ジムとマットが一体型となったものもあり、オルゴールや電子音などの音楽が鳴ったり、いろいろな機能を持たせたものも出ています。
中にはプレイマットに付け替えが可能で、ベビージムとして使える商品もあったりして長く楽しめるタイプもあるので赤ちゃんの寝かせ方、どの程度使うつもりなのかも想定して選ぶことをおすすめします。
ラトル
ガラガラとも呼ばれている、振って音を出すタイプのおもちゃです。手作りするママも結構いるようです。
冒頭に紹介したコット内にいる赤ちゃんの横に置いてあったおもちゃはスイスにあるネフ社のリングリィリングというラトルでした。
カエデの木で出来ていて、振ると優しい音がします。シンプルな可愛さが気に入りわが子にも購入しました。今でも興味を惹かれるのか時々取り出して遊んでいますよ。
それに、オーボールラトルも人気ですよね!
色鮮やかで赤ちゃんも喜び、軽くてベビーカーにもつけて運べるだけでなく汚れたら水洗いも簡単にできる優れものです。
6ヶ月の赤ちゃん人気のおもちゃ
生後6ヶ月というと、ほとんどの赤ちゃんが首が座り寝返りもできるようになます。
視力は0.1~0.2程度になり空間認知能力も発達してきて距離感がつかめたり、色などの認識もできるようになるので色に対し興味をもつようになる頃です。
ただ、注意が必要なのはいろいろなことに興味を持つようになるあまりなんでも口に入れるようになります。
なので、パーツの大きさや使用する塗料など十分配慮されたおもちゃを選ぶことが大切です。
布絵本
東京布の絵本連絡会によると、布絵本とは絵本としての機能だけでなく感触を確かめたり、ボタンやスナップなどをつけることで、触ったり感触を確かめたりして子どもの成長や発達を促す絵本です。
この時期、赤ちゃんが紙質の薄い絵本に興味を持っても目を離したすきに破ったりしてダメにしてしまうこともあります。でも、布絵本であれば破られることもないし、汚れがついたりよだれでべしょべしょになっても洗えばもと通り!
ビニールのシャカシャカした感触などを楽しんだり、ママの想像力でお話を作って聞かせてあげればママと赤ちゃんのコミュニケーションツールとしてもとても良い効果が期待できるんですって!ベビーカーにもつけて運べるのでお出かけの時にもおススメです。
知育玩具であればプラステン
知育系幼児教室では定番と言っていいこちらのおもちゃ。口に入れられるサイズなので保護者が目を離さないようにすることが前提となりますが、ニック社のプラステンはこの時期から使うとかなり長く使えるおもちゃになります。
最初は積み上げるだけから始め、徐々にドーナツ状の丸い穴をペグに通せるようにしていくだけでなく、お金に見立ててごっこ遊びに使ってみたり、アイディア次第で無限に使えるおもちゃです。お値段は少々張りますが、長く使えることを考えればコストパフォーマンスはかなりいいのでは。
ちなみに子供が通っていた幼児教室もまさに5~6ヶ月頃からプラステンを遊びに取り入れていました。
赤ちゃんのおもちゃレンタルという手もあり
ついついあれもこれもと可愛いあまりおもちゃを買い過ぎてしまうパパやママ。せっかく買っても赤ちゃんが気に入らず、すぐに飽きて放置されてしまうケースもあるので賢く増やしていきたいものですよね。大きなものは買ったはいいけど捨てるのも一苦労だったりします。
実は赤ちゃんのおもちゃにはレンタルサービスがあります。
私も知ってたら利用したのに!
レンタルサービスを利用するなら、処分に困りそうな比較的大きなおもちゃだったり、少し値の張るおもちゃの購入を考える前、子どもとおもちゃの相性を見極めたりするときに使うのが良さそう。
例えば、私の購入したベッドメリーの場合、購入すると約9000円の商品なのですが、あるレンタルサービスを利用するとひと月あたり2600円、2ヵ月で2800円、3ヵ月で4600円程度でレンタルできます。
私のように買ってしまったら子供の反応がイマイチでもあきらめるしかないのですが、レンタルサービスの場合はほかの商品を試すこともできるので赤ちゃんが本当に喜ぶおもちゃなのかを実際に自宅で使って見極めることができる点はとても良いのではないでしょうか。
本当に気に入ったものはそのまま買い取りできるレンタルサービスもありますよ!
赤ちゃんのおもちゃ手作り
授乳や赤ちゃんの生活リズムが落ち着いて少しママの気力と体力が戻ってきたら、手作りおもちゃを作って親子で一緒に楽しむこともおススメです。私も作って子供の反応の良かったおもちゃを3点ほどご紹介しますね!
ペットボトルマラカス
こちらのペットボトルを使ったおもちゃは私も何個も作りましたが、本当に子供が楽しく遊んでくれるのでおすすめです!ほかにも洗剤を中に入れてスノードームにしたり、中身を色々変えてみたり…小さいペットボトルは赤ちゃんも握りやすいので格好の手作りおもちゃの材料になります。
材料も、ヨーグルトのペットボトル、百均のビーズを数種類、ビニールテープくらいです。中をボンドでとめてマスキングテープを蓋に巻いてもかわいく仕上がりましたよ♪
にぎにぎラトル
こちら、はぎれ、手芸用綿、鈴を使った手作りラトルになります。
YouTubeではドーナツ状にする作り方になりますが、ぶきっちょさんはドーナツ状にせず棒状のままでもOK。
赤ちゃんはにぎにぎリンリン楽しんでくれます。布のチョイスを原色系にすることが赤ちゃんの興味を引くポイントです。
布ボール
こちらは、はぎれと手芸用綿で作る布ボールです。手芸用綿の詰め方に少しコツがいりますが、こちら仕上がりが若干いびつであっても大丈夫。赤ちゃんはボールが大好きなので喜んで1人でも遊んでくれます。
少し縫う場所が多くなる分時間がかかるので赤ちゃんが寝た後、気力に余裕のある方はぜひ作ってみてください♪
まとめ
赤ちゃんのおもちゃって本当にかわいくてどんどん増やしてしまいがち。でも、新生児の頃と、6ヶ月頃に購入するもので、発達に応じ選び方や人気のおもちゃも変わってきます。色々人気のおもちゃはありますが、どうせ買うなら長く楽しめるおもちゃを購入したいものですね。
購入するだけでなくレンタルサービスを利用したり手作りおもちゃを活用することで気に入ったおもちゃを使ってママと赤ちゃんが過ごす時間をもっと素敵で充実した時間にできると良いですね!
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