出産前、赤ちゃんに会える日を指折り数えて
毎日どうやって過ごそうか
服や家具を買い足したりしてドキドキワクワクですよね。
いざ出産をして、家に帰ってからこんなに忙しいとは…。
出産後はホルモンバランスの乱れで
ストレスを感じやすくなってしまいがちです。
さらに、1人目の場合になってくると
初めての作業ばかりで
自分のことを気にする時間が
なくなってしまうかもしれません。
ふと、自分の生活を見つめてみたときに
ご飯はちゃんと食べれているでしょうか?
母乳でミルクをあげているお母さんだと
赤ちゃんへの影響はないのか心配になっていませんか?
これから出産を控えている方含め
出産後のお母さんの食事について見ていきたいと思います。
授乳中は1日1食でいいの?
出産後、慣れない育児と家事をする中で
- 自分の時間がとれずご飯が食べれていない
- ストレスで食欲が減退している
と、思われている方が多いようです。
授乳中の食事は大切なものになってくるので
1日1食では母乳に必要な栄養素が足りません。
お母さんの体が栄養不足の状態であっても
体の蓄えを利用してなんとか母乳を作ろうとします。
その為、母乳自体の栄養はもちろん
母体も体重減少、貧血など体調不良に陥る可能性があります。
なので、可能な限り規則正しい
食生活をすることが理想的になります。
母乳と食事の関係
どうして必要なのか簡単に説明しておきます。
母乳はお母さんの『血液』から作らています。
その為、母さんの血液の質を高める必要があります。
普段の食事が母乳に繋がり
お母さんの血液の質を高める役割があるため
授乳中の食事はとても大切なものになってきます。
授乳中の食事について
母乳で子育て中の間は
通常時よりも更に350calエネルギーが必要になります。
厚生労働省及び農林水産省が作成している
『妊産婦のための食事バランスガイド』によると
- 「主食」を中心に、エネルギーをしっかりと
- 不足しがちなビタミン・ミネラルを「副菜」でたっぷりと
- からだづくりの基礎となる「主菜」は適量を
- 牛乳・乳製品などの多様な食品を組み合わせて、
「カルシウム」を十分に
このように記載があり、授乳中もバランスのよい
食事をしたほうが良いとされています。
その他、表なども使い分かりやすく記載してあるので
食事を考える際に参考に見てみて下さい。
授乳中に気を付ける事
食事をする中で
より気をつけてほしい3点を紹介します。
水分補給
授乳中は体の水分が通常よりも失われやすくなります。
脱水症状になる危険性もあるので
授乳中は1日2lの水分を摂るように意識しましょう。
水を2l飲もうと思うと
なかなか大変だと思う方がいるかもしれません。
水だけで水分を摂ろうとせずに
スープやお味噌汁など通常のご飯からの摂取でもいいです。
その他、麦茶やルイボスティーなどもおすすめです。
砂糖や脂肪分を多く含む食品
完全に食べてはいけないというわけではありません。
しかし、大量に摂取をしてしまうと
母乳の味や質が変わると言われており
赤ちゃんにとって飲みにくいものになってしまいます。
脂肪分の多い食品代表の揚げ物
手軽に食べれてしまうファストフード
ついつい誘惑負けてしまうお菓子やケーキ
好きな方には苦しいかもしれませんが
授乳中は少し控えるようにしていきましょう。
アルコール類
お酒が好きな方だと我慢が大変かもしれませんが、
アルコールは摂取をすると
母乳にもアルコールが含まれるようになるとされています。
赤ちゃんはアルコールの成分を
うまく分解できません。
その為、卒乳までは我慢するのが1番いいでしょう。
我慢がストレスとなってしまう…
どうしも飲みたいという方は
飲む量と授乳のタイミングに注意して下さい。
- 大量の飲酒は避ける
- 飲酒後すぐに授乳はせず
2時間以上間隔を空けて授乳をすること
まとめ
授乳中の食事は母体の栄養、母乳の栄養ともに
必要なことがお分かりいただけたかと思います。
育児をする中で、食事のバランスまで
完璧に意識するのは難しいと感じてしまわれたかもしれません。
例えばですが、
水分補給なら調理不要でチェレンジしやすいかも!
おにぎりを多めに作って時間がない時のご飯にしよう!
フルーツを買って1品増やそう!
自分の中でのハードルを下げつつ、
できそうだな、簡単そうだなと感じるところから
手を出していけばいいと思います。
心身ともに大変な時期だとは思いますが
無理なく楽しめるようにやっていきましょう。
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