職業体験をしながら子どもが社会の仕組みについて学ぶことができる“キッザニア“。
2006年に日本に初上陸して以来、リアリティあふれる街並みや本格的な職業体験がファミリーに大人気のスポットです。
キッザニアの特徴は
2.未就学児は保護者と離れても大丈夫かを事前に確認しておくと、安心して楽しめる。
3.中学生は休日や中学生限定イベントに参加すると、小さい子の中で浮いたりする心配がない。
4.キッザニアには保護者専用のラウンジや乳幼児エリアも完備されている。
さらに今回はキッザニアについて
2.未就学児の楽しみ方
3.中学生の楽しみ方
4.保護者や乳幼児の過ごし方
以上4点についてお話ししていきます。
1.キッザニアで出来ること
キッザニアには現実社会の約2/3の街並みが広がり、そこには銀行やベーカリー、警察署など約60のパビリオンがあります。
建物やユニフォーム、道具などは実在する企業が監修していて、どれも本格的になっています。
また、街の道路には消防車やバスなどが走り、キッザニア内で運転免許証を取得した子は実際にレンタカーを運転することも出来ます。
まさに、子どもだけの街ですね!
子ども達は、
好きな仕事を選んで働いたり(アクティビティ)、
働いて得た給料(キッゾ)で買い物や習い事をしたり
することが出来ます。
銀行のパビリオンもあるので、口座を開設して給料を預金したり、電子マネーにチャージして使用することもでき、現実世界で私たちがしているような経済活動を体験することが出来ます。
また、アクティビティで作った料理を自分達で食べたり、作ったものを持ち帰ることもできます。
2.キッザニア 未就学児の楽しみ方
冒頭で述べたように、3歳以上であれば未就学児でもキッザニアで体験することができます。
ここでは、未就学児が楽しむための注意点とオススメのアクティビティについてご紹介します。
1.注意点
キッザニアには未就学児が体験する際に気をつけておきたいルールが1つあります。
それは、一部を除いて保護者はパビリオンへ入室することが出来ないということです。
これは、子どもの自主性を大切にするためのもので、基本的に保護者はガラス越しかモニター越しでしか様子を見守ることが出来ません。
そのため小さいお子さんの場合、保護者がいなくても自分で体験出来るかどうかを確認しておく必要があります。
2.キッザニア 未就学児にオススメのアクティビティ
未就学児にオススメのアクティビティをご紹介します。
*お菓子工場(所要時間:30分)
お馴染みのハイチュウを作ることが出来るアクティビティで、できあがったハイチュウはシールを貼ったオリジナルパッケージに入れて持ち帰ることができます。
オススメポイントは、体験内容がシートをのばしたり機械のボタンを押したりするなどの簡単なものなので、未就学児でも気軽に参加しやすいということ。
作ったハイチュウは持ち帰ることが出来るので、そこもお子さんには嬉しいポイントです。
*警察署(所要時間:35分)
警察官として、パトロールをしたり事件を捜査したりします。トランシーバーや警察手帳などの小物を使って聞き込みや指紋採取をしたりと、普段できない貴重な体験ができます。
こういった何かに“なりきる“ような体験は、ある程度年齢が高くなると照れが出てきてしまうこともあるので、小さいお子さんにこそオススメのアクティビティです。
また、普段は見ることが出来ないお子さんの制服姿が見れるのもオススメポイントの1つです。
真剣にお仕事する可愛いお子さんの姿が見れますよ。
3.キッザニア 中学生の楽しみ方
キッザニアには中学生の参加者もいます。
ここでは、中学生が楽しむための注意点と中学生にオススメのアクティビティをご紹介します。
1.注意点
中学生が行く場合、曜日に注意した方がいいです。
キッザニアは3歳〜15歳と幅広い年齢の子が体験出来ますが、やはり曜日によっては年齢層に偏りが出てしまいます。
特に平日は未就学児や小学校低学年の子が多く、大きいお子さんだと恥ずかしく感じてしまうかもしれません。
全く気にしないというならばいいのですが、気になる場合は、休日やホリデーシーズンを狙って行くと、割と近い年齢の子もいるので安心です。
また、キッザニアでは中学生限定のイベント「KidZania Step Up Night」も開催されているので、まずはそこから参加するのもありです。
2.キッザニア 中学生にオススメのアクティビティ
中学生にオススメのアクティビティをご紹介します。
*裁判所(所要時間:40分)
裁判長、裁判官、検察官、弁護士、被告、証人の役割に分かれて、模擬裁判が体験できます。
法的な問題を解決したり、犯罪をおかした疑いのある人が有罪か無罪かを判断したりすることができ、保護者も法廷に入って模擬裁判を傍聴できます。
終了後には判決書をもらうことができます。
自分の役割を理解した上で自分の意見をまとめ、論理的に相手に説明するという経験が出来るというのがオススメポイントです。
中学生にもなると意見発表の場が増えるので、人前で自分の意見を言う訓練になりますね。
*新聞社(所要時間:35〜40分)
新聞の記事を書いたり、取材先の写真を撮影したりする体験ができます。
① 街のできごとを取材したり色々な人の話を見聞きして記事にする内容を集める取材記者
② 取材先の写真を撮影して記事にあった写真を選ぶ写真記者
③ 取材と写真撮影を行う取材カメラマン
の3つの仕事があります。
自分の写真と取材記事が掲載されたキッザニア新聞を作成し、出来たものを持って帰ることも出来ます。
1人で取材に出かけたり、パソコンの入力作業があったりと、小さい子にはハードルが高く比較的空いているので、中学生にオススメのアクティビティです。
4. キッザニア 保護者や乳児の過ごし方
前述したとおり、パビリオン内には大人は入室することが出来ません。
子ども達が体験している間、保護者はパビリオンのガラス越しに見学したり、子どもの写真を撮ることができます。
また、保護者専用のラウンジがあり、テレビを見たり読書をして過ごせます。
保護者へのサービスとして有料のドリンクバーもあるので、長時間でも割とくつろげるようになっています。
子どもの体験中、ただひたすら待ちぼうけをくらうのはきついので、このサービスは嬉しいですね。
また、兄弟連れで下の子がまだ3歳以下の場合、下の子は無料で入場出来ますが体験は出来ません。
このように同伴した乳児のため、キッザニアには6歳以下の子とその保護者が自由に過ごせる乳幼児エリアがあります。
乳児向けに、粉ミルクや離乳食も用意されています。
もちろんおむつ替え台や授乳室もあるので、赤ちゃん連れでも安心して来ることが出来ます。
5.まとめ
子供が社会活動について学べる機会ってなかなか無いので、こうして学びの場があるのは親として嬉しいですし、子どもにとってもすごく貴重な体験になりますよね。
最近、我が家の5歳になる息子も「大きくなったら警察官になりたい」や「パパは何でお仕事してるの?」など、少しずつ社会に関心が出てきたよう。
「そろそろ我が子もキッザニアデビュー出来るかな?」と検討中です。
そこで気になったのが、就学前でもちゃんと体験出来るかどうかということ。
公式サイトによると、キッザニアを体験できる年齢は3歳~15歳とあり、一応年齢制限はクリアしていますが、どうせ行くならちゃんと有意義な体験をしてほしいなーと思っています。
対象年齢の範囲内だけど、果たして5歳の我が子でも楽しめる内容なのかなと少し心配もしています。
また、我が家とは逆に、年齢上限ギリギリの中学生のママなどは、
「中学生だと小さい子に紛れて浮いたりしないかな?」という心配もあるかもしれませんね。
2.未就学児は保護者と離れても大丈夫かを事前に確認しておくと、安心して楽しめる。
3.中学生は休日や中学生限定イベントに参加すると、小さい子の中で浮いたりする心配がない。
4.キッザニアには保護者専用のラウンジや乳幼児エリアも完備されている。
以上が今回のまとめです。
3歳〜15歳と幅広い年齢制限をされている分、多種多様なパビリオンがあったりと、どの年齢の子でも楽しめるようになっているようですね。
小学生以外でも楽しめるのか心配されている方は、今回の記事を参考にして行かれると、より楽しめるかと思います。
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