・これから出産を控えている方
・出産を希望して計画を立ている方
その方々以外にも、ふとした生活の中で「もし子どもができたらこんな名前をつけたいな」
と、考えたことはないでしょうか？
私自身これから出産を控えており、
どんな名前にしようかと色々悩みに悩んでいる最中です。
名前を考える時、読み方だけではなく
その読み方に合った漢字を考えるのがまた大変なんですよね。
実は、人の名前に使える漢字は戸籍法により定められています。
なんでも好きに使えるというわけではないようですね。
人の名前に使えない漢字ってあるの？
この世の中に漢字は沢山ありますが、
人の名前に使える漢字は戸籍法で定められています。
2021年の現在は、法務省サイトで確認すると
《常用漢字2136字》《人名用漢字863字》合わせて《2999字》となっています。
その他にも、平仮名やカタカナで名前をつけることも可能です。
また、名前に使える漢字であったとしても
旧字体だと使えない場合があります。
定められた漢字以外だと、
出生届を提出するときに受理してもらうことができません。
その為、気に入った漢字が名前に使えるかどうか
事前に調べておく必要があります。
検索方法はネットで個別に漢字を検索することもできますが、
法務省にて確認することができるので参考にしてみて下さい。
人の名前に使うには避けた方がいい漢字
漢字を決める時に皆さんは何を気にしますか？
姓名判断に用いられる画数でしょうか？
漢字自体が持つ意味でしょうか？
もしかしたら、好きな漢字だから選んだという方もいるかもしれませんね。
名前に選んだ漢字が戸籍法により使える場合でも、
縁起が悪いとされ避けた方がいいと言われている漢字があるので
いくつか紹介していきます。
終わりを連想させる漢字
「死」「殺」など生命の終わりを連想させる漢字は
避けた方がいいとされています。
その他にも、意外かもしれませんが
「了」や「亜」などの漢字も避けた方がいいとされています。
「了」終わりを意味する。
手足を自由に動かせない子どもの姿といわれています。
（所説あります）
「亜」古代のお墓を表した漢字。
お墓を表している為、死をイメージさせるとされています。
戦争や争いを連想させる漢字
「戦」「暴」など、
戦争、暴力といった一般的に良い意味とはされていない単語に使われている漢字は、
その単語のイメージもあり避けた方がいいとされています。
その他にも、「刀」も避けた方がいいとされています。
「刀」かたな、刃物を意味する。
刃物は先端が尖っており危険な印象。
切るイメージがあるため。
ドラマやアニメなど人気作品のキャラクターが持って描かれたり、
なんとなくかっこいいイメージがある漢字ですが避けた方がいいそうです。
家族と全く同じ名前
両親、兄弟、姉妹と全く同じ漢字、読み方の場合は、
名前として使うことができません。
どれだけ気に入っていても使えませんので、
避けて別の名前を考えましょう。
どうやって名前を決めていくか
使えない漢字、縁起の悪い漢字…
名前を決めるのが難しく感じてしまいました。
世間の皆さんはどうやって子どもの名前を決めたのか
調べてみました。
- 夫婦で意見を出し合い決める
- 片方が候補をあげ、もう片方がその中から選択する
- 夫婦どちらかの名前の漢字を含める
または、夫婦の両親の名前から考える - 本やネットから参考になる名前を探す
- 姓名判断で検索して決める
などなど…皆さん沢山の方法で考えて決めているんですね。
中には産まれてから赤ちゃんの顔を見て決めたという意見もあり、
ひらめきで考え付く方もいるようです。
ちなみに冒頭で伝えたように、
我が家も名前について試行錯誤中なのですが
参考程度になればと思いのせておきます。
我が家では名前の響きを優先して考えたので、
名前を考えた後に漢字を決めていくようにしました。
響きを優先したのですが、意味がある名前にもしたかったので
花の名前や2人の好きな物からヒントをもらい考えました。
候補を決めた後、産まれる季節の漢字を調べたり
気に入った漢字の意味を調べたりしました。
候補が複数あるので決定とまではいっていませんが、
我が家ではざっくりこのような流れで決めていきました。
まとめ
名前決めに迷っている方の参考になりましたでしょうか？
漫画やドラマにでてくる人の名前の漢字は
意外にも使えないものがありますので、
気に入ったものがある時は必ず調べておきましょう。
そして縁起の悪い漢字を色々ご紹介しましたが、
あくまでも漢字の成立ちや単語のイメージから
避けた方がいいとされているものです。
個々の漢字で調べると悪い意味以外にも
良い意味が含まれているので、
必ずしも名前にしてはいけないという意味ではありません。
子どもの名前をつけなくてはいけない時
その子どもにとっては一生背負っていくものとなります。
沢山悩んで、納得のいく素敵な名前を決めてあげて下さい。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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