税理士資格って子育て中でも取れるの?初心者が気になる税理士のあれこれ

ママのキャリア
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このブログでは、先輩ママたちが自身の経験を元にした役立つ子育て情報を紹介します。

子育てには何かとお金がかかりますよね。
正直、パパの収入だけに頼ってはいられないというママも多いのではないでしょうか?

こんな時、手に職があればなぁーなんて思ったことありませんか?
特に、士業と言われる資格を持っていれば自分で開業することも出来ますし、何よりも収入が高くなります。

今回ご紹介する税理士資格は
*マイナンバー制度導入による業務の増加
*人材不足による雇用条件の緩和
などの理由で、これから士業を目指そうとする方にオススメの資格です。

しかし、漠然と税理士資格を取れたらいいなとは思っているけれど、
実際に税理士って何するの?どうしたらなれるの?と分からないことだらけという方もいるかと思います。

私も今回調べるまで税理士が何の仕事をするのか、どこで働いているのかはっきり分かりませんでした。笑

今回は、初心者の方でも分かりやすいように
1.税理士の仕事内容
2.税理士の魅力
3.税理士になる方法
以上の3点について説明していきます。

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1.税理士の仕事内容

税理士とは、ざっくり言うと税務の専門家のことです。
そのため税理士には、3つの独占業務が法律で定められています。
具体的には「税務代理」「税務書類の作成」「税務相談」の
3つです。

それぞれの業務については、以下で説明します。

税務代理

税務代理とは、顧客の代理として確定申告や青色申告の承認申請といった「税務」を代行する業務です。
また、税務調査が入る際に現場に立ち合ったり、税務署の決定などに不服があった場合には代理人として申立することもできます。

法人や自営業者、個人事業主等に顧問契約として継続的に委託される場合と、
遺産相続や不動産売買などで単発で依頼される場合もあります。

私のイメージでは、法人や個人事業主の顧問として働くだけかと思っていましたが、
遺産相続などで一般の依頼も受けることがあるのは初耳でした。

税務書類の作成

税務書類の作成とは、その名の通り税務申告に必要な書類を作成する業務です。
税務申告には確定申告書をはじめ、様々な書類が必要になりますが、
税務書類の作成は税理士の独占業務のため、有資格者以外が業務として請負うと罰則が課せられます。

ただ、税理士法人などで、資格を持っていない従業員が税理士の指示のもとで行うことは可能です。
その際、作成した書類の当事者責任は税理士にあります。

税務相談

税務相談とは、税金について依頼者から相談を受け、アドバイスをする業務です。

税理士に委託すべきかどうかの事前相談なども税務相談にあたります。
また、税理士に委託はせずとも、相談事項について税理士のアドバイスだけもらうことも出来ます。

 

以上3つが、税理士に認められた独占業務です。

 

大まかに言うと、税金や税務についての相談を受けたり、
複雑な税務書類の作成や申請を依頼者の代理として行うのが主な仕事内容です。

確かに、税務の手続きって分かりづらいですし面倒ですよね。
専門知識も必要になる場合もあるので、税理士が必要とされる理由がよく分かります。

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2.税理士の魅力

税理士の仕事内容は説明しましたが、税理士の魅力とは何でしょうか?
他の士業と何が違うのか気になりますよね。
もちろん、専門知識を活かして法人や個人事業主のビジネスパートナーとして働くというやりがいはあると思います。

しかし今回は、税理士でもなんでもない私が調べた中で、子育てママとして魅力的だなと感じたポイントについて紹介していきます。

1.税理士は年収が高い

やはり、このポイントは高いです。
税理士には自分で独立開業している開業税理士と、税理士法人などに務めている勤務税理士がいます。

開業税理士はなんとなく年収が高いイメージがあるかと思いますが、実際に平均年収はかなり高めです。
これはなんとなく予想がつきますよね。

しかし勤務税理士でも、一般のサラリーマンよりは平均年収が高いのです。

資格取得後に独立開業するまで勤務税理士として経験を積む方が多いのですが、
勤務税理士として働いている期間も、お給料はかなりいいのです。
なんと、一千万円を超えることも珍しくないそうです。

一度資格を取得すれば、収入面ではかなり安定します。

2.税理士は独立して自由に働ける

税理士資格は、独立して自分で開業することができる資格です。
独立開業すれば、経営者は自分ということになるので、自分の裁量で働き方を決めることができます。
子育て中は、仕事に生活を合わせることが難しいため、働き方に幅が出来るのは嬉しいポイントです。

3.税理士は需要があり、なくならない

税理士の仕事は税金に関するものです。
税金がなくならない限り、仕事はなくなりません。

また、冒頭でも述べたように、マイナンバー制度の導入などによって税理士業務は増えています。
そのため税理士業界では人材不足が起きており、税理士の転職では売り手市場が続いています。
食いっぱぐれのない資格というのは大きな魅力です。

4.税理士は全国どこでも働ける

納税の義務は国民全員の義務です。
納税者がいれば、税理士の需要もあります。
それには、都会も地方も関係ありません。全国どこでも必要とされる職業という点が、税理士の魅力の1つです。

以上4つが、子育てママとして感じる税理士の魅力です。

正直、かなり魅力的ですよね。
税理士資格を取得して人生が変わったという方もいらっしゃるほどです。
では、どうしたら税理士になることができるのでしょうか?

その答えは、次に説明していきます。

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3.税理士になる方法

税理士になるにはいくつか方法がありますが、
今回は子育てママでも可能な「税理士試験に合格し、
2年以上の実務経験を積む」方法についてご紹介します。

税理士の受験資格

税理士試験を受けるには、学識・資格・職歴などによる要件のいずれかを満たす必要があります。
それぞれ要件の詳細は以下の通りです。

*学識による受験資格*

1.大学又は短大の卒業者で、法律学又は経済学を1科目以上履修した者
2.大学3年次以上で、法律学又は経済学を1科目以上含む62単位以上を取得した者
3.一定の専修学校の専門課程を修了した者で、法律学又は経済学を1科目以上履修した者
4.司法試験合格者
5.公認会計士試験の短答式試験に合格した者(平成18年度以降の合格者に限られます。)

*資格による受験資格*

1.日商簿記検定1級合格者
2.全経簿記検定上級合格者(昭和58年度以降の合格者に限られます。)

*職歴による受験資格*

1.法人又は事業を行う個人の会計に関する事務に2年以上従事した者
2.銀行・信託会社・保険会社等において、資金の貸付・運用に関する事務に2年以上従事した者
3.税理士・弁護士・公認会計士等の業務の補助事務に2年以上従事した者

税理士試験の内容

税理士試験の特徴は、科目合格制ということです。
11科目の中から会計学2科目と税法に関する科目3科目の合わせて5科目に合格する必要があります。

具体的に見ていくと、会計学は「簿記論」と「財務諸表論」の2科目だけでいずれも必修科目になります。
税法に関する科目では、所得税法と法人税法が選択必修科目となり、いずれかに合格しなければなりません。
その他、以下の選択科目から3科目の合格が必要です。

・消費税法または酒税法(どちらか1科目のみの選択)
・相続税法
・固定資産税
・国税徴収法
・住民税または事業税(どちらか1科目のみの選択)

一度取得した科目は生涯有効なので、一気に5科目合格する必要はありません。
受験者のほとんどは、少しずつ合格科目を増やし、数年かけて5科目の合格を目指しています。

2年以上の実務経験

税理士になるには2年以上の実務経験が必要とありますが、どんな業務か気になりますよね。
実務経験として認められる具体的な業務を以下でご紹介します。

・税務官公署での事務やその他官公署会社などでの税務事務
・貸借対照表勘定と損益勘定を利用した会計事務
・仕訳帳等から各勘定への転記事務
・元帳を整理し、日計表または月計表を作成してその記録の正否を判断する事務
・決算手続に関する事務
・財務諸表の作成に関する事務
・帳簿組織を立案し原始記録と帳簿記入の事項を照合点検する事務

これらの業務に従事していた期間が通算して2年以上必要となります。
これらの実務経験は、試験合格前でも認められます。
上記のような実務経験を積みながら、試験を受ける方法もあります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
この記事でご紹介した内容は、以下の通りです。

1.税理士は税金に関する相談や税務の代行が主な仕事内容。
2.税理士は収入や働き方など子育てママにとって魅力がたくさん。
3.税理士になるには税理士試験で合格と2年以上の実務経験が必要になる。

税理士は収入も高く、憧れますよね。
その分、難しい試験に合格する必要があったり、やはり簡単に誰でもなれる訳ではありません。

ただ、子育てをしながら税理士になった方もいらっしゃいます。
税理士は一生ものの資格なので、挑戦する価値は十分あります。

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