西日本では早くも梅雨が始まりましたね。
早く始まったから早く終わるということではなく、今年は長い間梅雨が続くそうです。
梅雨時期の困り事といえば洗濯物ではないですか?
我が家もそうですが、子育て世帯は洗濯物が多くて部屋干しじゃ全然乾かないですよね。
コインランドリーだって毎日は行けないし、そもそも雨の中洗濯物を持っていくのも大変だし…。
何かいい解決策が無いものかと検索したところ、洗濯機の風乾燥機能を見つけました。
みなさん、これ使ってますか?
「あーなんかあるよね。でも使ったことはないな」という方がほとんどでは?
実はこの風乾燥機能がとっても便利なんです!
今回は洗濯機の風乾燥について
1.風乾燥機能とは?
2.風乾燥機能の使い方
3.ヒーター式乾燥機能と何が違う?
4.風乾燥機能のその他のメリットとデメリット
以上の4点についてお話していきます。
梅雨の洗濯物に困っているママは必見ですよー。
1.洗濯機の風乾燥機能とは
洗濯機の風乾燥機能とは、脱水機能の回転で生じる「風」の力を利用して、
衣類の水分を蒸発させる機能のことを言います。
これにより、洗濯後に干して乾かす時間を短縮することができます。
また、風乾燥はただ風を送るだけの機能なので、衣類乾燥機のように温風が出るわけではありません。
2.洗濯機の風乾燥機能の使い方
風乾燥とは何かをご説明しましたが、「いまいち使い方が分からない!」という方のために
ここでは実際の使い方についてお話していきます。
風乾燥機能の使い方はというと…
①脱水後そのまま風乾燥ボタンを押す。
②乾燥時間の目安は大体30分〜1時間。
③風乾燥が終われば、その後は普段通りに洗濯物を干す。
はい、これだけです!とっても簡単ですよね。
これだけでいいのならやってみようかなーなんて思いませんか?
本当にこれだけで部屋干しの時間が短縮されるので、一度はやってみる価値ありです!
ただ注意点として、以下の物は風乾燥機能に適さないので風乾燥の使用は控えて下さいね。
*色落ちのしやすい衣類 |
3.風乾燥機能とヒーター式乾燥機能との違いは?
風乾燥と似たような機能にヒーター式乾燥というものがありますよね。
同じ乾燥機能なのに何が違うの?と疑問に思った方もいると思います。
ここでは、風乾燥機能とヒーター式乾燥の違いについて見ていきます。
風乾燥機能とヒーター式乾燥機能の1番の違いは、
洗濯物を完全に乾燥できるかどうかです。
ヒーター式乾燥機能では洗濯物を完全に乾かすことができますが、
風乾燥機能はあくまで干す時間を短縮するための補助的機能なので、完全に洗濯物を乾燥させることは出来ません。
しかし、ヒーター式乾燥機能のように高い温風を当てる訳ではないため、
風乾燥機能の方が洗濯物が傷みにくいというメリットがあります。
また、ヒーター式乾燥機能は容量の大きな高額洗濯機に搭載していることが多いのに対し、
風乾燥機能は容量が5kg前後の比較的安価な洗濯機に搭載されています。
さらにヒーターを使わないので、風乾燥機能の方が電気代も安く済みます。
大体ヒーター式乾燥機能の電気代が1回あたり30〜60円なのに対し、
風乾燥機能を1時間利用した場合でも電気代は1〜2円程しかかかりません。
以上のように、風乾燥機能はヒーター式乾燥機能のように洗濯物を完全に乾燥させることはできないけれど、
ヒーター式乾燥機能よりも安価で干し時間を短縮してくれる機能と言えます。
4.風乾燥機能のその他のメリットとデメリット
風乾燥機能は比較的安価に洗濯物の干し時間を短縮できる機能ですが、
風乾燥機能によるその他のメリットとデメリットについてもご紹介しておきます。
風乾燥のメリット①部屋干しの臭いを抑える
風乾燥機能で干し時間が短縮されるため、衣類が濡れている時間も短縮でき、その分部屋干しの臭いを抑えることができます。
風乾燥のメリット②洗濯槽のカビを予防できる
風乾燥機能は洗濯物の水分を蒸発してくれますが、この時同時に洗濯槽の水分も飛ばしてくれます。
洗濯槽の水分を飛ばすことで洗濯槽に生えるカビを予防することが出来ます。
梅雨の時期は洗濯槽もカビやすいので、カビ予防出来るのは嬉しいポイントですよね。
風乾燥のデメリット①音がうるさい
風乾燥機能は脱水の回転を利用する機能なので、高速回転させることで機種によっては大きな音が出ます。
私も実際に自宅の洗濯機で風乾燥機能を利用しましたが、音は普段の脱水機能と同じ音でした。
いつも使う機能より大きな音が出るわけではありませんが、
普段脱水は長くても10分前後しかかけないので気になりませんが、風乾燥機能では30分〜1時間音が鳴っているので気になるかもしれません。
音が気になるようでしたら、洗濯槽の中の洗濯物の偏りを無くすと音も軽減されるようです。
風乾燥のデメリット②長時間使用するとシワになる
風乾燥機能を長時間かけることで衣類にシワが寄ったり、
衣類を傷めてしまうことがあるようです。
しかし、前述したように高温で乾燥させるヒート式乾燥の方が衣類を痛めにくいので、
目安の30分〜1時間を守って使用すれば、衣類のシワや傷みも軽減されます。
5.まとめ
いかがでしょうか?
1.風乾燥機能は、脱水の回転を利用して衣類に風を送り、干し時間を短縮できる機能。
2.風乾燥機能は脱水後に30分〜1時間を目安に送風し、その後は普段通りに洗濯物を干せばOK。
3.温風を当てるヒート式乾燥のように完全に乾燥は出来ないが、安価に干し時間を短縮できる。
4.音や長時間使用による衣類へのダメージもあるが、防カビなどのメリットもありオススメ。
以上が洗濯機の風乾燥に関するまとめです。
あるのは知っていたけれど、こんな使い方があったなんて驚きですよね!
梅雨の時期は部屋干しの季節なので、今年はこの風乾燥機能を活用してみて下さい。
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