奨学金制度って何?奨学金制度借りるときにはどうするのか?

子育てにかかるお金
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このブログでは、先輩ママたちが自身の経験を元にした役立つ子育て情報を紹介します。

子どもには「将来の選択肢を幅広く用意したい!」と思いますよね。

そうは言っても、子どもが将来を考え始める時にすぐに潤沢なお金を用意することは難しいです。
今回は学費のなかでも、奨学金制度について詳しく解説します。

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奨学金制度ってなに?

これを読んでいる親のみなさんの中には、実際に奨学金の手続きをして返済中や完済済みの人もいるかもしれません。

今回は、概要を全く知らない人でも理解できるように説明していきます。

 

例えば、子どもが小さいときに「将来、ケーキ屋さんになる!」「お医者さんになりたい」といった
大きな夢を描いたときに、実現するためにはその目標に向かって勉強をしていく必要があります。

その過程で、ケーキ屋ならばパティシエとしての技術を学べる学校、
医者ならば医学部への進学などその分野に特化した大学や専門学校に入ることがより効率的です。

 

しかし、こうした専門性が高い学校やいわゆる就職に有利な大学などは、それだけ通うためにかかる費用(=学費)が高くなります。

 

奨学金は、こうした学費や生活費などを貸すもしくは与えて、学業を頑張る人を応援する制度のことを言います。

 

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奨学金制度は貸与型と給付型の2つ

奨学金には、大きく二つ「貸与型」と「給付型」があります。

一般的に貸与型が広く知られていますが、言葉の通り返済する義務のあるタイプです。
給付型は、もらえるお金なので返済が発生しないタイプとなります。

 

貸与型は、卒業後から返済が始まります。
受け取った奨学金自体は学費や生活費など用途に指定はされていませんが、
平たく言えば「借金」であることに変わりはありません。

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奨学金制度どこから借りるの?

国や都道府県、市区町村が提供している「公的奨学金」と、社団法人・学校法人などが提供している「民間奨学金」があります。
借りられる対象者や条件が様々ですので、まずは行きたいと思う学校の資料を取り寄せ、必要となる金額を計算しましょう。

また、大学独自で奨学金制度を設けているところもあります。

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奨学金制度誰が借りられるの?

借りられる人は、「学生」と定義付けられています。
これは、進学を控えた高等学校生や、高卒認定試験に合格している人、浪人生でも対象とされています。
※ただし、進学先・借りる先などの条件によりますので、必ず確認をしてください。

また、世帯年収や申し込む学生の成績、一人暮らしか否かなどの経済状況なども考慮されて金額や金利が決まります。

一例として、大手の独立行政法人「日本学生支援機構」で紹介をします。
貸与型の場合、「無利息」「利息あり」で分けられます。

「無利息」は、世帯年収や成績などの条件が厳しい上に、枠が少なめに作られています。
「利息あり」は、無利息に比べ、条件や枠が比較的ゆるく設定されています。

いずれも、卒業後から返済義務が発生しますので、就職したいと思っている職業の初任給の手取りや生活費などを差し引いて返済可能額を設定します。

また、大学2年生などの在学中に奨学金制度を受けることもできます。
頑張って入学できたとしても、金銭的な問題で退学することが無いようサポートを受けられるということを覚えておきましょう。

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奨学金制度借りるときにはどうするのか

申し込む先により異なりますが、上記同様「日本学生支援機構」の場合は、次の通りです。

・進学先を決定する前に申し込む「予約採用」

高校在学中に、在籍している学校を通して申し込みを行います。
在籍校からの推薦や申し込み内容から審査が行われ、通過後は進学先でも手続きが必要です。

・大学進学後に申し込みをする「在学採用」

進学後に金銭的に厳しくなった場合など、大学にある奨学金窓口から申し込みをします。

申し込み後は、所定の手続きや審査が終わったあとに毎月支払われるようになります。

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奨学金制度返済義務は「学生本人」という自覚を!

まだ10代の未成年という立場ではありますが、奨学金の申し込みは学生本人となります。
保証人として親も名前を連ねたり、実際は在学中でも親の給与などから返済準備をするという家庭もあります。

ただし、仕事などでお金を稼いだことが無い子どもの場合は
毎月振り込まれるお金を湯水のように使い込むケースがあります。

 

・本当に目指したい仕事なのか?

・卒業後や卒業ができなかった時にどんな対応をするのか?

・途中でやめたくなったらどうするのか?

 

など、きちんと想定をして理解する必要があります。

 

もちろん、将来の経済状況や健康状態、自分の考えなどは誰にも分かりませんので、
無理のない範囲ともし返済が難しくなったときにどんな対応ができるのか、
将来のことも想像しながら自分に合った奨学金を利用しましょう。

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