小学生の学力差はいつから出る?高学年学力差を埋めるポイント3点

小学校
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このブログでは、先輩ママたちが自身の経験を元にした役立つ子育て情報を紹介します。

小学生になると本格的な勉強が始まります。

そうなると気になるのが、我が子の学力ではないでしょうか?
学校では同じ先生から同じ授業を受けているはずなのに、子どもの間でどうしても学力差が出てしまいます。

1.小学生の学力差は低学年から存在し、小4で固定化する。
2.小学生時代の学力差が中学校での学習にも影響する。
3.子どもの学力を上げるには、将来の夢を持たせたり、家庭学習の習慣を付けさせることが有効。

学力が全てとは言いませんが、日本において学力は無いよりもあった方がいいのは確かです。

親が少し意識してフォローしてあげることで子どもの学力を伸ばすお手伝いも出来ます。

今回の記事を参考に、お子さんの学習をサポートしてあげて下さいね。

 

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1.子どもの学力差が出る時期

小学校に入学して「さぁみんな一斉に勉強スタート!」という訳ではありません。
前述したように、就学前から勉強を始めている子がいます。
実は、学力差は小学校入学直後からあります。

よくCMで目にする「全国統一小学生テスト」の結果を見ても、小学校低学年からトップと下位の子では大きな差が出ています。

ただ、低学年の内の学力差は克服できる可能性が十分にあります。
しかし、高学年になってくると学力差はだんだんと固定化されてくるようです。

今回色々と調べていく中でも「9歳の壁」や「10歳の壁」という言葉をよく目にしました。
多くの人の間で、4が学力差が明確化するポイントという認識があるようです。

また、これは各ご家庭の感覚的な話だけではなく、実際に1つの研究結果としても出ています。

福岡教育大の川口俊明准教授の研究チームが、小学4年から中学3年までの学力変化を調査した研究で、
小学4年の時に成績がいい子はその後も成績が伸びやすく、下位の子は停滞しやすいという結果が出ているのです。

こうしてみると、結構焦ってしまいますよね。

私も上の子が年中ですが、そろそろ勉強を始めようかなと感じました。
学力においては、早め早めに対策することが大切なんですね。

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2. 子どもの学力差中学校での影響は?

前項で学力差は低学年から生じるとお伝えしました。
しかし「大器晩成」という言葉があるように、小学生時代は目立たなくても、中学生になってからメキメキと学力を上げる子がいますよね。
「うちの子もきっと大器晩成型なんだ」と信じたくもなりますが、恐らくこれは稀なケースです。

小学校の時の学習で積み残しがあると、中学校で学力を挽回するにはやはり苦労します。

本人が何かのきっかけで気付き、そこからすごく頑張ることができれば挽回も可能ですが、
なかなかそのきっかけに出会うのも難しいです。

それどころか、小学生の学習に積み残しがあると、まず中1の中間テストで学習自体を諦める子がたくさん出てきます。
というのも、中1の中間テストが1番簡単で点を取りやすいからです。

1の中間テストは、大体の学校で小学生時代の総復習的な内容になっています。

そのため周りの子が高得点を取る中、学習に積み残しがある子はそこで学力差を感じ、学習自体に諦めを感じるそうなのです。
ここで学習を諦めることで、その後の中学校での学習や学力にも当然影響してきます。

小学生の時の学力差は、その後の学習にも影響してしまうんですね。

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3.子どもの学力差を埋めるためのポイント3点

では、我が子のために私たち親は何が出来るでしょうか?

塾に通わせる?
もちろんそれも1つの手です。

しかし「塾はお金もかかるし送り迎えも大変で行かせられない」というご家庭も多いかと思います。
そこでここでは、ご家庭で出来る学力UPの方法についてお話していきます。

① 家庭学習の習慣を身に付けさせる

小学生から塾へ通う子がたくさんいる今の時代、学校での学習だけでは差がついてしまいます。
「宿題をちゃんとやっているから安心」ではなく、学校で与えられた学習に加えたの学習をすることが学力UPのためには大切なのです。

そしてその学習習慣は継続することも大切です。
テスト前だけ家で勉強したって、それはテストのための学習であって、テストが過ぎれば抜けていく知識のことの方が多いのです。

毎日10分でもいいので、家庭で自ら学習する習慣をつけさせてあげましょう。
初めは子どもの意思だけではなかなか続かないと思います。
子どもは勉強よりゲームしたいですもんね。笑

でも習慣さえ身につけば、家庭学習も苦にならないと思います。
習慣付くまでは親がフォローしてあげながら、コツコツとした家庭学習の積み重ねで学力を伸ばすことが出来ます。

② 親が何かを学ぶ姿勢を見せる

日頃から親が勉強している姿を見ていれば、子供にとっても家で勉強するということが当たり前になります。

子どもに家庭学習をさせたい時、口うるさく勉強しなさいと言うよりも、
親が何かを学ぶ姿勢を見せてあげることの方が何倍も効果があります。

子どもってよく親のことを見てますもんね。

学習は子どもだけのものではないですし、是非お子さんと一緒に親も何か勉強してみて下さい。

③ 将来の夢を持たせる

ただ勉強しなさいとだけ言われても、子どもが「なぜ勉強しなくてはいけないのか」を理解するのは難しいと思います。

私もそうでしたが、大人になって社会に出た今だからこそ「こんな勉強してみたかったな」や「こういう力を身につけておけばよかったな」
と思うことがありますが、学生時代は全くそんなこと思ったことありませんでした。

もう少し子どもの内から社会に出た自分を想像出来ていれば、もっと勉強に対して違うアプローチをしていただろうなと感じます。

でもそれは、子ども1人の力ではなかなか出来ません。
目の前の生活で頭はいっぱいのはずです。

大人でも将来を見据えた行動なんて出来ない人もいるのに、子どもなんて余計出来ないですよね。

だからこそ子どもが少しでも将来を想像できるように、将来の夢を持たせることが大切なのだと思います。
そのために親がしてあげられる具体的なことを挙げるとするならば、様々な体験をさせることでしょうか。

限られた情報や選択肢の中からではなく、たくさんの体験の中から子ども自らが将来の夢を選択できると、
子どものやる気にも繋がりますし、夢に具体性も出てくると思うからです。

今は色んな所で色んな体験が出来ますよね。
工場見学も出来れば乗馬体験やワークショップもあります。
そういったものも活用しながら、是非色んな体験をさせてあげて下さい。

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